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1冊あたりの寄付額について。

 ブログ本の印税は、いくらぐらいなのか・・・・・
幾つかの出版社から「ジュルのしっぽ」の書籍化のお話をいただいて提示された印税が、価格の3~5%だったのでそんなものなのかなと思う。
いろいろ話を聞いたりネットでみると、一般的に印税は3~10%といわれているらしくて、売れるかどうかもわからないし、広告もたいしてしない一般人のブログ本なら、提示された印税率で妥当というところみたい。いまどき10%なんてもらえるのは、確実に売れる相当な売れっ子作家でなければもらえない。
 その印税の対象となる冊数は、<製本した冊数>にするか、<売れた冊数>にするかの2パターンがあるらしくて、大抵は<製本した冊数>にする。売れる見込みのある本は印税10%とかにして、その代わり在庫負担を負うという意味で<売れた冊数>だけを対象にしたりするのだとか。
 出版社のジュリアンは、以前から“LOVE……is touch.”プロジェクトと題して、動物との共生を考える出版社として本の売上げの一部を寄付してきた。
わたしの出版条件は、ただひとつ。
「わたしは全額寄付するから、出版社も寄付してね♪」
出版社は儲かるだけなんです、では辻褄があわない。
大抵の場合、ここで頓挫。出版不況といわれて久しく、大手出版社までもが倒産してしまう今日この頃、ただでさえ利益が出ないのに寄付などとんでもないみたい。嘘か本当かは知らないけれど、ある出版社の方のお話では、本は1万部ぐらい売れてくれないと最終的には赤字になってしまうのだそうで、次から次に本を世に送り出して、薄利多売にならざるをえないのだそう。5万、10万部も売れるヒット作品は数えるほどしか出ない。そのヒット作品で、なんとか利益を出しているのが現実なのだとか。
だから半ばあきらめていたところに、たまたまジュリアンさんと出会うことができた。

 わたしの印税は何%で、ジュリアンさんは何%でという詳細の報告をしたいところなのだけれど、大人の都合上、詳細を公表するのはあまりよろしくないみたい。
そこでおおまかに説明すると、当初の契約ではわたしの印税と出版社の利益の一部を足しても、1冊あたり寄付できる金額が80円程度だった。
わたしが本を購入する立場だったら、出版業界の事情なんて知らないわけだから、「ひょえ~、それっぽっち?」と思うに違いない。すくなくとも10%の140円ぐらいは寄付するんでしょ、と単純に発想しそう。だいたい中途半端な何円何%なんていうのは、寄付するっていっているわりになんだかせこいじゃないと思うだろう。主婦の思考回路ってそんなものなのだ。
 そこで、ジュリアンさんとギリギリまで相談。じつは発売日を過ぎてもまだ相談していた次第。
その甲斐あって、「1冊100円」を寄付できることになった。1冊でネコ缶1個は買ってあげられるし、集まった額がまとまれば、病院の設備を整えることもできる。
 ちなみにわたしは作家でもライターでもないから稿料なんてないし、わたしの懐に入るお金は一銭もないことをはっきりと明言しておきます。重版しようがなにが起ころうが一銭も入ってこない。印税だってわたしの口座を一切通さず、そのまま出版社からライフボートへ直接振り込まれるようにしたぐらい徹底しているから懐に入れようがないのです。

 というわけで、1冊あたり100円がライフボート友の会に寄付されます。
1万部で100万円。とてもわかりやすい。
(献本等諸費用が発生することもありますので、目安にしてください。)


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